2025年7月8日 火曜日 快晴 27℃
バーゲン開始しました。
今年はバーゲンはやらないようにと年末に思っておりましたが心の中で思っているだけで口に出さなくて本当によかったと思ってます。
余計なことを言うと後から色々とやりにくくなるので商品説明以外は多くを語らず夜寝る時に枕に誓いを立てるのが1番です。
https://hughesden-store.com/?mode=cate&cbid=2952493&csid=0
今秋からヒューズデンのコンセプトを変えます。
コンセプト自体は仕入れの内容を見て判断してください。
完成までおそらく早くても2年かかると思いますのでその時に発表?します。しないかも知れません。
そのような事で少しのリセットのために今回バーゲを行います。
今後は少しお休みに入るブランドもありますし縮小もあります。逆に増やすところもあったりします。
今後のヒューズデンをどうして良いものやら、そこに頭を悩ませてありました。時間にして3年くらい。
様々な事を考えておりましたがいちばん感じていたのは自分が店をやっていて違和感のない店とは一体どのようなものだろうかと言う事です。
それがジャンルなのかカテゴリーなのか品揃えなのか分かりませんしすべてかも知れませんが、当たり前ですが歳はとります。その時に違和感がない店とは?と。
過去に素敵だと思った業態を思い出しては自分に当てはめてもお客様の顔が見えない。
つまりはどのような方がその業態を必要としているのかわからないと言う事です。想像も創造も出来ない。
確かに素敵ではあったし、それをヒューズデンぽくアレンジして仕入れてレイアウトを決めて品揃えをして店作りが出来たところでお客様がわからないのと、次の手が打てないこと。
次の手が打てないと言うことは、店を作る事がゴールになってしまい継続が想像出来ないと言う事です。
モデルケースになったいくつかの店に共通して言えることはスタッフが楽しいそうなところと接客が出来ていると言うことでした。
商品知識があるのでこちらからの質問にはすべて即座に答えてくれました。
商品スペックは知識ではなく情報なので単に暗記をして叩き込めば良いだけで作業的には比較的ラクなのですが、お客様からはスペックの質問などほとんどなく、時にとんでもない事も聞かれてもそのすべてに対し即座に答えられるのが知識と接客になるからして、その分野においては僕には少々難しさを感じており、その業態に関してはきっとお客さんでいる方が楽しいのだろうと。
ずっと思い描いていた製品がありしかしそれがなかなか安定的に供給を出来ないことにジレンマがありました。
1月のある日に某ブランドからお取引のオファーを頂きオンライン上のファッショナブルなイメージとは裏腹におそらく堅実に作られいる印象的。
そしてひょっとしてこれは思い描いていた製品そのもの、なはずだ!と日程を調整しいざ行きの飛行機の中でかなりワクワクしていた事を憶えており、2時間前までの雪景色から一転春のような気候を感じながら展示会場に向かいました。
果たして製品を見た瞬間にコンセプトは決まりました。
どうしても一社や1カテゴリーでは作れませんでしたが2社(2カテゴリー)となるとハンドルは切れます。
その時に思い出したことがあり、店を始める前からずっとやりたくて、しかしやり切れなかった事が実は今回のコンセプト。
これまで頭の中によぎっては消えてたまに思い出しては消えての繰り返しだったもので、これまで踏み切れなかったのは「やりたくないもの」は分かっていても「扱いたいもの」が見つけられていなかったから出した。
3年かかって思いついた今回のコンセプト
「これ、いけるかも」ではなく
「やるしかねーな」そんな感覚。
店が潰れそうになったのは何度か体験してますが「さすがに今回はもうダメだ」と諦めた事が一度あります。
その時は夕暮れ時でとぼとぼ街を歩いている時で「店を閉じて少し落ち着いたらそのうちまた服買うか。どこで買おうかな?」と思った時に買いたい服屋がなく、そうなると通販か、、、と考えた時に通販での買い物のし難さを感じて、「あ…通販、もっとこうしておけばよかった、、、」とそれが今のヒューズデンの通販に至ってます。
そして無意識に“売れる商品”“売れる店”作りを先行するあまり買いたいと思われる店が当時は作れていなかったのかも知れません。
そのような事がありその後コ○ナ騒動が起きてその間に色々と思案し上手く行った事もあればそうでなかった事もありましたが、今回ようやくそれでも上手くいく保証はありませんが新しいコンセプトを考案して作る事が出来ました。
そのような状況と経緯の最中でも今回のバーゲン対象は熟考して選んで仕入れたものです。
残念ながらバーゲン対象となりましたがそれでも自分なりには100点満点の製品になりますのでどうかお客様も選んでください。
必ず格好いいです。
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