2025年5月21日 水曜日 快晴 21℃
作りました。良い出来です。
非常に満足しております。
インスタでは何度か、と言うより何度も紹介しておりますがライディングハイの陽灼け加工Tシャツにさらに手を加えた名付けてDistaid Sunburn T-shirts
きっかけは昨年の日焼け加工Тを着ていて渋めの色にしたいと言った気持ちからでした。
その気持ちの部分は昨今のビンテージブームの影響もあるかも知れません。
それもあるかも知れませんし、はっきりと意識したのはパープルを着ていた時にもともとポップなカラーリングもあって「もう少し渋めの雰囲気な色味でも良さそう」という事を思っていました。
そんな時に手元にあるビンテージの写真集を見ていて、もともとネイビーだと思うんですけど物凄くヤラれたスウェットが載っていたを見たのがきっかけでした。
色落ちと汚れと陽に焼けたすべてが混じったそれを見て単純に「かっこう良いな」と。
綺麗なスラックスに合わせて着てみたら大人でも良いし、むしろ大人だからこそ新しい選択肢でイケそうだなと。
どうしたらこうなるのかと考えて色を加えてみてはどうかと。
染まり切らない絶妙な加減でパープルにはブラック、ライトブルーには冷淡な青色、もう完売しちゃいましたがオレンジにはブラウンと。
日焼け加工Тは胸の部分をブラスト加工を施しているので白くなっているいますから、その部分はグレーとボディはパープルと黒が交じり合った仕上がりに。
それが全体的にパープルとブラックのグラデーションとなりました。
これは完全に後付けなんですが、海で遊ぶなどして洗わずにそのまま放置してしていると自然に乾いたのち色ムラになった事がありますが、そんなイメージからOceanと名付けました。
どうやら海水の塩がレンズのような働きとなりそれがムラになる原因のようですが、実は今回これが一番色の組み合わせで頭を悩ませました。
パープルには黒、オレンジには茶とこれは割とすぐにイメージが湧きましたがブルー関しては黄色や赤などどうしたら汚しの様な雰囲気が出るかと考えて、これに関してはストレートに青味のグラデーションを狙いました。
結果的に成功でこれもなかなかの迫力を出せたように思ってます。
残念ながら来シーズンはこの日焼け加工シリーズはリリースしないとの事です。
日焼け加工Тあってのこの仕上がりなので必然的にうちの方でも今回で終了となります。
リリースしない理由はブラスト加工の工賃の値上げです。
昨年から不思議だったのがこの値段でなぜ出せるのだろうか?という事です。
ササフラスの方でも手作業による加工Тシャツを出していてこれは適正だと思いますから、だからこそ同じ価格なのがあり得ないと思っておりました。
そして予感は的中で実は今回からベースになっている日焼けTシャツの工賃は上がってます。
昨年と価格が変わらない理由は昨年の秋に行われた展示会後のオーダーを締め切った後に職人さんへ加工の依頼したところ加工賃の値上げを告げられたそうです。
当然オーダーを締め切った後だったので値段を変える事は出来ず、かと言って企画自体をボツにするわけにも行かずにそのまま進めたそうで、一着の加工賃を教えて貰いましたがおそらくですが利益で数百円出ているかどうか、普通に考えると赤字の様な気がしてなりません(苦笑
どう考えても加工賃だけで昨年の原価を越えているので、、、
昨年来てくださったお客様には「あり得ない価格だとおもうんですよね・・・」とお伝えしておりましたが、やはりあり得ないお値段でした。
・PurpleBlack/パープルブラック Distaidシリーズ[Hs'D企画]
・Ocean/オーシャン Distaidシリーズ[Hs'D企画]
・Black/ブラック 日焼け加工[ブランドインライン]
Distaid/ディステイドシリーズは、ヒューズデン企画になりますから年一で染め直しサービスも考えております。
時期は来年の2月ごろの一ヶ月間でお受けして、お渡しは4月くらい。
そのまま変化を楽しんでも良いですし改めて命を吹き込んでも良いと思いますし、その時になりましたら改めてお知らせ致します。
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